
結婚したら申請できる補助金
結婚後、幸せな楽しい日々の幕開け。ですが現実を見ると………お金がかかる!!少しでも援助してもらえたら大変ありがたいのに。と思い、国の制度を調べていた時、見つけました。
『結婚生活支援補助金』
結婚を機に新しい住まいを借りたり購入したりしたカップルに、最大30万円が補助される制度です。(私の地域では最大60万円でしたが、年齢制限があります。)私は2年の同棲を経て、結婚を機に新しい新居に引っ越しました。その際かかった引っ越し費用、新居の賃貸費用(1か月分)をまるまる補助金として市から振り込んでもらえました。(ありがたや👍)
具体的な内容や条件は地域によって異なる為、お住まいの自治体の公式ウェブサイトをご確認頂きたいのですが、私の地域の場合の一例をご紹介いたします。
対象となる夫婦
おおまかに次のような条件を満たすことが必要です。
- 結婚日(婚姻届受理日)の時点で、夫婦ともに39歳以下であること
- 市内に住んでいる、またはこれから転入予定であること
- 世帯の所得の合計が500万円未満であること(※詳しくは市の基準により計算)
- 過去に同様の補助金を受けていないこと
※年齢や所得の条件は年度によって変わる場合があるため、申請前に必ずお住まいの市の公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。私の地域では、年齢(婚姻日時点)によって補助金の限度額が違っていました。
- 夫婦ともに29歳以下の世帯:1世帯あたり最大60万円
- 上記以外の39歳以下の世帯:1世帯あたり最大30万円 ※私の住んでる市の場合
補助の対象になる費用
次のような費用が補助の対象になります。
- 結婚を機に新しく住宅を取得・リフォームした費用
- 結婚を機に新たに賃貸住宅に入居する際の費用(敷金・礼金・仲介料・引越し費用など)
申請に必要な物【賃貸住宅に入居する場合】
申請はオンラインで行いましたので、それぞれの書類を写真に撮って、アップロードしました。必要な書類に不備や不足があるとなかなか先に進まないので、どんな書類が必要なのかを先にしっかり確認しておくとよいです。領収書等はなくさないように申請するまでしっかり保管しておきましょう。
- 戸籍全部事項証明書 →市役所、もしくはコンビニでも取得できます。
- 所得課税証明書(夫・妻それぞれ)→市役所の証明書発行窓口。(私の市では2年以上その市内に住んでいた場合、不要でした。)
- 市税等の納税証明書(夫・妻それぞれ)→市役所の証明書発行窓口。この補助金は税金から出ているので、税金の未払い等がある人は受理してもらえません。補助金の担当の方と証明書発行の窓口の方との連携が取れていなかったみたいで、窓口からは「完納証明書」を出してもらったのですが、必要だったのは「納税証明書」だったみたいで、1度不備で返ってきました。(汗)証明書発行窓口の方は「完納証明書」の方が、税金を滞納してませんよ!という証明には一番適しているのになぜ…?みたいな腑に落ちてない感じでしたが、こちらとしてはどっちでもいいので連携取っておいて欲しいなと思いました。余談ですけど。
- 賃貸借契約書 →不動産屋から入居前の説明時にもらえます。家賃・敷金・礼金・仲介料の内訳がわかる部分が必要です。
- 家賃等の領収書等 →不動産屋にお願いして発行してもらいました。私がお世話になっている不動産屋は、敷金は別の領収書でしか発行できないと言われたので、その他費用の領収書と2枚に分けて送ってくれましたが、申請には特に問題はありませんでした。
- 住宅手当支給状況を証明する書類(夫・妻それぞれ)→自治体のホームページから書類のフォーマットをダウンロードして、夫妻それぞれの勤務先にお願いして事業者の欄に署名をもらいます。会社によってはこれに一番時間がかかると思いました。なので、申請しようと思ったら、フォーマットを印刷して、いち早く会社にお願いしておくべきだと思います。
- 申請者の口座情報 →紙の通帳に書かれてある口座情報が好ましいようでしたが、私は紙の通帳を持っていませんでした。その場合、銀行アプリ口座情報確認書(三井住友銀行は口座アプリから依頼できました)もしくは銀行アプリのweb通帳書でも大丈夫でした。
申請に必要な物【引っ越し費用】
賃貸住宅の申請と同時に引っ越し費用の申請もできます。必要な書類もかぶっているものが多いです。
- 戸籍全部事項証明書 →市役所、もしくはコンビニでも取得できます。※賃貸住宅と同じ
- 所得課税証明書(夫・妻それぞれ)→市役所の証明書発行窓口。※賃貸住宅と同じ
- 市税等の納税証明書(夫・妻それぞれ)→市役所の証明書発行窓口。※賃貸住宅と同じ
- 申請者の口座情報 →紙の通帳に書かれてある口座情報が好ましいようでしたが、私は紙の通帳を持っていませんでした。その場合、銀行アプリ口座情報確認書(三井住友銀行は口座アプリから依頼できました)もしくは銀行アプリのweb通帳書でも大丈夫でした。※賃貸住宅と同じ
- 引っ越しに係る契約書又は見積書 →引っ越し業者に見積依頼をした際にもらえる見積書です。
- 引っ越しの領収書等 →引っ越し業者から、引っ越し作業当日に支払いをした際に発行してもらえます。見積の際に領収書が必要な旨を、念のため伝えておくと安心かと思います。
- 引越しに係る手当額がわかるもの(勤務先等から引越の手当てが支給されている場合)※手当に相当する額を対象となる費用から控除する。→私は手当などはなかったので不要でした。
オンライン申請
必要な書類が揃ったら、自治体のホームページより申請を行います。書類は写真にあらかじめ撮っておくと、アップロードするときにスムーズに進められると思います。
振込までの期間
自治体によって異なると思いますが、私は2月3日に申請(1回目)→不備のため2月28日に再申請(2回目)→3月17日振込がありました。だいたい申請してから3週間くらいですね。実費での支払いになるので、引っ越しと入居にかかった248,646円振込まれました!!うれしい♪
まとめ
自治体の補助金や助成金は、仕組みが難しかったり、申請のやり方が煩雑だと嫌厭される方もいらっしゃるかと思います。ですが、必要書類さえちゃんと揃えられれば、意外とスムーズに支給してもらえることがわかり、今後も国の制度にはできる限り乗っかっていきたいなと思っています♪
その後、市の予算にまだ余力があるとの事で、追加申請もでき、結果的に30万円満額で補助金をもらうことができました。(わーい😄)そんなこともあるので、ぜひ皆さんもお住まいの自治体のホームページを確認してみてくださいね♪


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