パースでの留学は、基本的に平和で楽しい日々でした。しかし、そうはいうても海外生活。油断は禁物。危機管理の大切さを学んだ話をまとめます。注意喚起できればという事で、お読み頂けると幸いです🙏
ホストマザーの友人家族
私がお世話になったホストファミリーは、ホストマザー(オーストラリア人)とその娘さん(当時14歳)の2人暮らしでした。そこに私のような留学生が他に3名程共同生活をしていました。
ホストファザーはどうやらアフリカ系の方らしく、今はアフリカに住んでるから一緒には生活していないという事でした。それ以上は各家庭の問題だよなと思い、日本人得意の察する能力全開で深いところまでは聞きませんでした。離婚はしていない…のかな?アフリカに今度会いに行くって言ってましたし🙋
アフリカ系の旦那さんがいらっしゃるという事もあってか、毎晩のようにホストマザーのアフリカ系友達が夕飯を食べに来ていました。(結局どのような繋がりなのかはわかりませんでしたが。)まぁ、大人数でご飯を食べるのが好きなんだろうなと思います。

逆にアフリカ系友達一家の家に夕飯を食べに行く場合もしばしばありました。その時は、私ともう一人、レユニオン島出身のめちゃくちゃかわいい男の子(当時15歳)が一緒に付いて行っていました。年齢差がだいぶあったのですが、私の精神年齢が低いことも幸いしたのか、ビジュ大爆発なかわいい男の子とはよく話しをしていました。
その日、お邪魔したホストマザーの友達一家は4人家族。ホストマザーが姉妹のように慕っていると言っていた友達が奥さん(推定40代前半?)。その旦那さんはオーストラリア人(推定80代…)。子ども2人(18歳・20歳くらい)で、雰囲気がアラジンの世界をそのまま実写化したかのような美男美女兄妹で思わずこそこそガン見してしまう程でした。リアルジャスミンとアラジン見れてラッキー💎
子ども達の美しさにも驚きましたが、旦那さんがおじいちゃん過ぎた件には、ちょっと闇を感じちゃってましたね、正直。アフリカ系の若くて美しい女性は、お金持ってる白人オーストラリア人と結婚するのか、年齢関係なく。まぁ、そんなことは世界のどこでも起こっている話でしょうから、お互いが幸せな生活を送れているなら、外野がとやかく言う権利はないか⭐って自分で納得しながら、その日はおいしいご飯をご馳走になりました。
ご飯の最中、おじいちゃん旦那が話しかけてくれて、「どこ出身や?」とか「生活には慣れたか?」とかいろいろ話しかけてくれました。「日本出身で、今アルバイトを探しているけど、履歴書書くのが難しいんだよねー。」と返すと、「だったら、いつでも協力するからメールでも電話でもしてやー🤟」と連絡先を書いたメモを渡してくれました。
めっちゃいい人やん🥹とピュアな心で思いました。なんせホストマザーが信頼する人の旦那だし、おじいちゃんやし😇
その日は連絡先メモをもらって、お食事もお開きとなりました。これで登場人物の紹介は完了です。
2回目の再会
連絡先のメモをもらってはいましたが、こちらからわざわざ連絡するのもなぁ🤔と思っていると、前回の食事会から1か月もしないうちに、私にとって2回目の訪問の機会がやってきました。
何も連絡してなくて、ちょい気まずいな😅と思いつつ、普通に挨拶を交わし夕食の時間が過ぎていきました。
おじいちゃんは私が日本人だという情報を前回得たからか、この写真を見てくれ。と女性とツーショットの写真を渡してきました。
「これは、自分が若い頃にアンと撮った写真なんだ。アンは韓国人でね、とても綺麗な人だったよ。ワシはアジア人も大好きなんだ。ワシはアジア人からもモテたんだよ。」
おじいちゃんの英語は本当にリスニングが超難問で、私の理解が100%合っている自信はないのですが、雰囲気脳内和訳はどんどん上達していっていたので、こんな感じの事を言われたという認識でいいと思います。
オーストラリア人からすれば、韓国人も日本人も一緒か🫠こちらがオーストラリア人もニュージーランド人も同じと思っているのと同じですな🤚でも、奥さんいるのに、こんな昔の写真残してるってなんなん?と心で思いながら、へぇー😆と相槌を打ちました。
「そういえば、履歴書はできたのかい?」とおじいちゃんからの質問。
「あ、いや、まだだけど何とか自分でできそうです😅連絡できずすいません💦」
「いや、全然良いんだ。でもワシがアドバイスできる事がきっとあると思うから、連絡してくれ!ほれ、今メールを送ってみて!」
「はぁ😬…」
ここで初めて、おじいちゃんとのメール交換を果たしました。ここからおじいちゃんとのやりとりが始まります。
迎えに来るおじいちゃん
メール交換をした翌日から、おじいちゃんとのメールが始まりました。
履歴書の添削もちゃんとやってくれましたし、ホストファミリー以外で、現地のオーストラリア人と交流ができた事には少し喜びを感じていました。
しかし、本来の目的である履歴書の添削が完了したので、私は「あざしたー⭐では✋」という感じでフェードアウトしようとしていました。
すると、おじいちゃんから「明日は学校だよね?近くまで行く用事があるから、迎えに行ってあげるよ!ホストマザーの家ならよく知っているから送ってあげる」との連絡がありました。
語学学校からホストファミリー宅までは毎日バスで通っていて、だいたい車で30分くらいの距離です。
おじいちゃんもホストマザーに会いに来たいとかそうゆう事?🧐と疑問には思いましたが、なんせホストマザーが信頼する人の旦那だし、おじいちゃんやし😇という安心感から、お言葉に甘えて迎えに来てもらう事にしました。
駐車場
翌日、午後の授業が終わると、学校の近くにおじいちゃんが本当に来ていました。
助手席に乗せてもらい、30分程のドライブが始まりました。
おじいちゃんとの会話のほとんどのリスニングが壊滅的にわからなくて、とにかく聞くことに集中して、たまに相槌を打っていましたが、「あーわからんな。」と無意識に独り言で日本語ポロリしてたと思います。
そんなこんなで、あと少しでホストマザー宅に到着という所で、おじいちゃんが私の知らない道に入っていきました。おやっ?道こっちじゃないな・・・。と疑問に思っていると、そこにはだだっ広い駐車場があり、誰も止まっていない駐車場の端っこで、サイドブレーキを激しく引いて車を止めました。
「ちょっと休憩しようか。」
さすがに、これはもしやヤバい状況では…?😱と私の中で一気に緊張感が高まりました。いざという時は、どこを殴れば助かるかを瞬時に観察していました。
「こんなこと言うのは、なんていうか…恥ずかしいんだが、ワシと君はとても相性が合うと思うんだ。だから、これからもたくさん会えないかな?(私の手を握って)君の手は小さくてとってもかわいいなぁ~。」(怖)
人間って、危機的状況に陥ると火事場のばか力が出ると聞いてましたが、私の場合、その力がリスニング能力に出たみたいで、その時だけ、おじいちゃんが何を言っているのかが全部わかりました😂
「いや、あなた結婚してるでしょ!!だから無理ですよ!(それだけじゃないけど!!!)」
そういうと、おじいちゃんはちょっと悲しそうに「それはそれ、これはこれなんだけど・・・。」みたいなことを言って、とりあえず落ち着きを取り戻して、ホストファミリー宅付近まで送ってくれました。(あっぶねー)
「ワシが今日送ったことはホストマザーには内緒じゃよ。じゃあまたね。」
そう言い残して、家の近くで降ろされました。
「これはホストマザーに言いたい!でも、履歴書見てくれたり、送ってもらった恩があるのも事実・・・。どうしよう。」
子どもが、知らない人と話しちゃダメよ!と言われていたのに、知らない大人にお菓子をもらってしまって、「このことはお母さんには内緒だよ。」と言われた時って、こんな気持ちなのかしら?と思いつつ、その日はモヤモヤしつつも、ホストマザーには何も言いませんでした。
おじいちゃん再び
モヤモヤしつつ、もうおじいちゃんとは関わらないでおこうと心に決め、日常生活を過ごしていました。
数日後、授業終わりに銀行へ行き、用事が済んだらまた学校へ戻る予定にしていた日。銀行へ行く途中で電話が鳴りました。
おじい「Hi!今日も迎えに行きたいと思ってるんだけど、今どこ?」
私「いや、今日銀行行かなきゃいけないし、忙しいから大丈夫です✋」
おじい「いや、もう学校の近くまでいるから、待ってるから。終わったら教えて。」
これはちょっともうはっきり言わないとだめだ😑電話だと何言ってっか3割増くらいでわからんし。ということで、とりあえず一方的にこちらの思いを伝えました。
私「今日は忙しいから来なくて大丈夫です。それから、ホストマザーにおじいちゃんが迎えに来ること話しますけどいいですか?正直ちょっと混乱してます。」
おじい「ホストマザーには話してもらってもいいよ!じゃあ今日は帰るね⭐Bye」
いいんかいっ!!突然の電話ほんとストレスだったー😑とりあえず銀行終わったら学校戻るか・・・。
用事を済ませ、学校に戻ると受付の女性から呼び止められました。
受付「あ、Cocomio!さっきあなたを訪ねてジェントルマンが来たんだけど…大丈夫??」
私「あー・・・・OK」
もはや訪ねて来とるやないか!こっわー。。。もうホストマザーにチクる!今日!絶対!!
そしてその日の夜、ホストマザーと2人きりになったタイミングで打ち明けました。
おじいちゃんピンチ
私はホストマザーにチクる際、できるだけオブラートに包んで伝えようと努力しました。ホストマザーにとっても、おじいちゃんは信頼してる人間だと思ったので、そんな人がゆきずりの留学生に手を出そうと試みたなんて知ったらショックだろうと思ったからです。
私「あのおじいちゃんが履歴書とか色々手伝ってくれて、とても助かったの。でも、なんと言うか……最近学校まで迎えに来てくれたりとか、ちょっとtoo muchな感じ?がしてて…」
マザー「日本人の女の子ははっきり意見を言わないって事はわかってるわ。いいのよ、ちゃんと言って。嫌なのよね?怖かったでしょ?かわいそうに。」
私「あー・・・うん・・・まぁ・・・そんな感じ😅」
マザー「よく言ってくれたわね。あとは大丈夫よ!任せて♬」
その夜の会話はこれで終了でした。
後から聞いた話によると、ホストマザーはその日の夜中におじいちゃんの家に行き、おじいちゃんを問い詰めたそうです😂
おじい「いや、何かワシもあの子の助けになる事できると思っただけじゃ。怖い思いをさせたなら直接謝らせてほしい!」
マザー「直接謝るなんでとんでもない。もう二度とあの子に近寄らないでちょうだい!」
おじい妻「最低ね。あなた。」
おじい「・・・(しゅん)」
ホストマザーつよし🥹この一件があって以来、奥さんはおじいちゃんを無視するようになり、ご飯も作ってあげなくなったとの事でした。幸せだったオーストラリアの1家庭を壊してしまったと思うと大変心が痛い結末ではあります。。。
その後
ホストマザーがおじいちゃんを成敗してから数日後、おじいちゃん妻が夕飯を食べに来ました。
なんか気まず~😶🌫️と思っていたのですが、奥さんの方から話かけてくれて、
「この間はごめんなさいね。あなたが話してくれた事は、とても勇敢だったと思うわ。ありがとう。」
奥さ~~ん😭なんかごめんや~ん・・・。まだまだ現役(だと思っている)おじいちゃんを伴侶に持つと大変ですね。
この夕食を最後に、この一家の情報を知ることはなく、私も新たな家へ引っ越したので、現在はどうなったのかは謎です。離婚してないといいけれども…😔
まとめ🌼
私は運よく?下心おじいちゃんに当たり、激強ホストマザーに守ってもらえたので、この記事にまとめられるくらいのエピソードで済みましたが、一歩間違えば、本当に取返しのつかない犯罪に巻き込まれていた可能性もあります。
治安のいい場所を選んだとしても、出会う人によってはどんな事件・事故に巻き込まれるかわかりません。
ですので、留学される予定の方は、こんなことも起こりうるかもなという危機意識を持って、安全で楽しい生活を送って頂けると幸いでございます。
今回のエピソードが、何か少しでも役に立てたら嬉しいです⭐