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【保存版】葬儀・告別式の流れと葬儀後の手続き一覧|費用・お布施・申請期限まとめ

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家族とのお別れはとてもつらい経験ですが、誰しも生きている限りいつか必ず直面するものです。

最近、そのような経験を身近に感じる事があり、心神喪失の中何も知らない状態で葬儀や各種手配をすることはとても大変だと感じました。

なので、いざという時の為に、葬儀までの流れなどについてまとめます📝

葬儀・葬式終了までの流れ

人が亡くなってから、葬儀後までは5つの段階に分けられます。

葬儀後までの流れ5段階

  1. ご逝去
  2. 葬儀前
  3. お通夜・葬儀/告別式
  4. 火葬・散会
  5. 葬儀後

故人が亡くなった翌日にお通夜翌々日に葬儀・告別式を行います。

しかし、火葬場や僧侶のスケジュールによって日程がズレる場合があるので、ご逝去から葬儀終了まで平均3~5日間かかります。

それぞれ、何をしなければならないのかを確認していきます☝️

①ご逝去

現在、日本人の約7割が病院での最後を迎えているそうです。病院でお亡くなりになった場合、医師による死亡確認が行われ、その後死亡宣告を受けます。

やること

①死亡宣告を医師から受ける(〇時〇分 ご臨終です)

②末期(まつご)の水:近親者が脱脂綿で故人の口に水を含ませる儀式

③親しい方(家族・親族のみ)に訃報連絡をする(葬儀の日時が決まったら改めて家族・親族・友人等にも連絡)

④医師から死亡診断書+死亡届を受け取る(※コピーを数部取っておく

⚠️注意ポイント

・死亡診断書と死亡届の用紙は医師からセットで受け取り、死亡診断書を元に死亡届を作成します。
死亡届は逝去から7日以内に役所へ提出しなければなりません。

死亡診断書は、故人にまつわる各種手続き(公共料金の解約、携帯電話の解約等)に必要となるので、コピーが必要!

②葬儀前

やること

①葬儀社を手配する:予算や参列人数、宗旨宗派などの条件によって、適切な葬儀社は変わるので、葬儀社は数社比較検討するべし‼️

②遺体の搬送:通夜、葬儀が始まるまでの間、ご遺体を安置する場所を決め、葬儀社の車で搬送してもらう🚗(斎場・火葬場・自宅など)

③遺体の安置:死後24時間は火葬ができないため、安置場所で最後の時を一緒に過ごします。(斎場・火葬場での安置には料金がかかる場合があるので、確認する)

④葬儀の打ち合わせ:葬儀社との打ち合わせ前に、家族でどんな葬儀にするかや予算についてなどを話し合っておくと良い👌

葬儀社と打ち合わせる事👇✅

  • 喪主
  • 葬儀の宗教・宗派
  • 葬儀の規模・形態
  • 葬儀のプラン・費用
  • 葬儀の日時・場所
  • 棺や祭壇、供花などの葬祭用品
  • 通夜ぶるまいや精進落としなどの接待料理
  • 当日返しや香典返しなどの返礼品

⑤お坊さん(宗教者)の手配:先祖代々のお墓を管理してくださっているお寺(菩提寺)があれば、そちらに連絡してお坊さんの手配をする。
なければ僧侶手配サービスでお坊さんをお願いする🛕お坊さんと日程が合えば、葬儀の日程を確定する事ができます。

⑥訃報連絡通夜・葬儀の日時や場所が決まったら、あらためて訃報連絡をする。

連絡の優先順位は、親族、友人、知人、職場・学校の順番。親族は3親等(故人から見て甥・姪、ひ孫など)までが目安となります。

⚠️注意ポイント

・病院が紹介してくれる葬儀屋が必ずしも良心的とは限らないので、葬儀社の合見積もりは大切!

・自宅での安置の場合、構造的にご遺体を搬送できるのかをチェックする。(マンションの場合、エレベーターは人が横になったままの状態で乗れる広さがあるか等)

家族葬をする場合でも、葬儀には参列者を招かず、家族のみで執り行う旨の訃報連絡を丁重に行うと、その後のトラブル防止になる。

③お通夜・葬儀/告別式

やること

①湯灌(ゆかん):故人のご遺体をお風呂に入れて清める儀式。必須ではないですが、葬儀社に依頼すると5~10万円追加でかかる場合があります♨️

②死化粧:髪や身なりを整えて、ご遺体を美しく整える。依頼先によって金額は変動します死装束や故人が好きだった服に着替えます。

③納棺:ご遺体を棺に納めます。葬儀社の霊安室に安置している場合は、先に納棺されている事もあります。故人が好きだった物等を一緒に納められますが、燃えずに残る物は入れられません。(メガネ、金属・ガラス製品、分厚い本等

④通夜葬儀の前日に、故人と最後の夜を過ごす儀式。現在では、18時前後から1~3時間ほどの「半通夜」が一般的。

⑤通夜振る舞い:お通夜が終わった後、弔問客やお手伝いしてくれた方へ食事やお酒を振舞います。

⑥葬儀/告別式:2日目に行われます。故人と最期のお別れをする儀式。火葬の時間に合わせて開式し、散会まで5時間ほどかかります。棺の蓋を閉じる前に、故人の全身が見られるのは、このタイミングが最後となります。

~葬儀/告別式の流れ~

・僧侶が入場し読経(30~60分)→
・故人に戒名が授けられる→
・弔辞・弔電→
・読経。お焼香→
・僧侶退場→
・閉会の辞

用語の違い📚

葬儀=葬送儀礼の略。遺族が故人を見送る為の儀式。
告別式=親族・友人知人等、ゆかりがあった方が別れを告げる時間。

現在では一緒くたにする事が多いです。

⚠️注意ポイント

弔辞は、故人と親交が深かった方の弔いの言葉なので、生前の交友関係を聞いておいて、その方にお願いする

・僧侶へ渡すお布施の内容は4つ。渡すタイミングは、葬儀が始まる前!(葬儀終了後でも可)
①読経料:読経に対するお礼
②戒名料:戒名を授けてもらったことに対するお礼
③交通費(お車代):僧侶に移動が必要な場合の交通費や宿泊費
④食事代(お膳料):僧侶が会食を辞退した場合の食事代
戒名料や読経料はお布施として、一つの封筒でまとめてOK御車代と御膳料はお布施とは別の封筒で渡すようにする

戒名を依頼するタイミングは、お通夜が終わった時にお礼と共に僧侶に依頼するのが一般的

戒名の値段には定価はないが、おおよその相場はあるため、あらかじめ故人の宗派、菩提寺の有無、戒名の種類とその相場を把握しておく。(宗派や戒名のランクによって5万円~100万円と幅広い相場感)

お布施の相場(読経料+戒名代)は地域によって異なるが、全国平均相場は45万円~50万円お膳料の相場金額は5,000〜10,000円

お布施の金額は、相続税申告の際、葬儀費用として相続税財産から引いて良い

お焼香のやり方や回数は、宗派によって異なるので、確認しておく。

④火葬・散会

やること

①出棺:葬儀の閉会後、喪主・遺族・参列者で棺の中に花を入れ故人と最期のお別れをします。(お別れの儀)そして、棺のふたを釘でとめます。(釘打ちの儀)棺を霊柩車へ運び、火葬場へ向かう人以外は、このタイミングで解散します。

②火葬:火葬場に到着後、お坊さんが読経した後、お焼香と合唱。(納めの儀)火葬には1~2時間かかります。

③お骨上げ(収骨):火葬後、遺骨を箸で拾い、骨壺に納めます

④初七日法要:本来は故人が亡くなってから7日目に行いますが、最近では「繰り上げ初七日」として火葬したその日に、火葬場から遺族が斎場へ戻って、僧侶に読経して頂き、初七日法要として供養するケースが多いです。

⑤精進落とし火葬後もしくは初七日法要後に設けられる会食。1~2時間程度で設けるのが一般的。

⑥散会:精進落としの閉会にて、葬儀は散会となり、帰宅します。

用語📚
荼毘(だび)に付す:故人の遺体を火葬場にて火葬し、遺骨にすることを指す仏教用語

⑤葬儀後

やること

①お礼:葬儀の際に、お世話になった方々へお礼を伝える。

お寺・葬儀会社:後日ご挨拶という名目で伺い、改めてお礼を伝えます。
近隣住民の方:会葬してくださったり、香典やお供え物をいただいたりした方に対しては直接伺って簡単な挨拶回りをします。
勤め先や仕事関係の方:会葬者がいた場合には、葬儀が一段落ついて出社したタイミングで伝えることが大切です。
故人の会社関係:誰にお礼をすべきなのか確認しておき、どのような関係性であるのかを調べた上で、お礼状を出します。

②諸手続き:葬儀費用の支払い、遺品整理、行政・相続手続き等
☘️すぐ確認、申請すべきもの】
葬祭費:故人が国保加入者なら故人が逝去された際に住民登録されていた市区町村へ申請(3~7万円)
📜必要なもの
故人の国民健康保険者証+喪主の本人確認書類+喪主の口座情報+葬儀社が発行した葬儀費用の領収書や会葬礼状

埋葬料(故人と生計維持関係にある人が申請可能):故人が社保加入者なら「勤務先の健康保険組合」または「社会保険事務所」へ申請(一律5万円)
📜必要なもの
埋葬料支給申請書(各種健康保険組合に問い合わせ)+故人の健康保険証事業所の証明(死亡を証明するために埋葬許可証や火葬許可証のコピーを取っておくと良い)

埋葬費(故人と生計維持関係にない兄弟姉妹・父母・友人などが埋葬を行った場合申請可能):故人が社保加入者なら「勤務先の健康保険組合」または「社会保険事務所」へ申請(上限5万円)
📜必要なもの
埋葬料支給申請書(各種健康保険組合に問い合わせ)+故人の健康保険証事業所の証明(死亡を証明するために埋葬許可証や火葬許可証のコピーを取っておくと良い)+葬儀費用領収書

高額療養費:故人の最期の医療費が高額の場合、法定相続人が申請すると返還されます。
📜必要なもの
高額療養費支給申請書(高額療養費の支給対象に該当すると、自治体の保険年金課や健康保険組合、後期高齢者医療広域連合などから「高額療養費支給申請書」や「支給の案内」が故人の住所へ届きます)+医療費等の領収書亡くなった被保険者との関係が分かる書類(戸籍謄本など)

💰年金・生活】
未支給年金:亡くなった月の分を遺族が受給できる
遺族年金:配偶者や子がいれば支給される
寡婦年金:自営業の夫→妻へ支給
死亡一時金:国民年金納付者の遺族へ支給

※年金関連手続きの窓口は、原則として年金事務所、街角の年金相談センター
📜必要書類:故人の年金証書戸籍謄本(故人と請求者との続柄を示す)、生計を同じくしていた事を証明する書類(故人の住民票の除票等)、請求者の振込先金融機関の通帳

生命保険金:加入していれば、保険会社に請求し、受け取り可能

弔慰金(共済・組合等):勤務先や元職場によって給付金がある場合がある

③四十九日法要:故人が亡くなってから49日目に行われる儀式。会式の挨拶のあと、僧侶の読経と焼香を行い、お斎(御斎・おとき)と呼ばれる会食をするのが一般的

④納骨式:故人の遺骨をお墓に埋葬したり、納骨堂に納めたりする儀式。四十九日法要を合わせて行う事が多い。仏壇やお墓、本位牌を用意しておく

⑤香典返し:通夜や葬儀・告別式、法要の参列者からいただいた香典に対して、お礼の品物をお返しする。四十九日法要の翌日から、遅くとも1か月以内に香典返しを送るようにする。

⚠️注意ポイント

・葬祭費と埋葬料(埋葬費)はどちらか一方しか申請できない。

・申請に必要な故人の保険証は死亡日から14日以内に返却する義務がある為、故人の保険証が必要書類となっている葬祭費、埋葬料、高額療養費の還付金申請はすぐに手続きするべし。

・高額療養費の還付金を受け取ると、故人の財産を引き継いだとみなされ、相続放棄ができなくなる可能性があるので注意

まとめ🌼

突然の不幸があった場合、ただでさえ心神喪失しているのに、こんなにもやらなければならない事が多いのかと、今回まとめてみて驚きました😵‍💫

また、葬儀後の諸手続きに関しては、FPの勉強中にちらっと確認しましたが、14日以内に返却しなければならない故人の保険証等を使って申請しなければならない物もあり、逝去されてから手続きまでに全然時間がない事がわかりました😰

葬儀や不幸事についての話は、家族であってもなかなか話し辛い風潮がありますが、元気なうちにこそ家族で話し合ったり、制度について勉強しておく必要があると感じました。

あとは、できるだけ生きているうちに親孝行をしておかねばなと、記事を書きながら思いました🌸

少しでも、この記事がお役に立てましたら本望でございます。

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